疑似日常空間・スマート椅子開発

● 永富 良一、佐藤 啓壮、伊藤 大亮(東北大学)

● データ解析グループ:中尾 光之、内林 俊洋

スマート家具・小物

躓きモニター・見守り・安全

様々なセンサから得られた

データをインターネット通じて

収集し、様々な属性から多角的に

比較して、事象の特徴データを抽出する。

東北大学大学院医学系研究の臨床データや、運動学分野の、長年にわたる健康や医療、疫学データを元に、センサから得られたデータを意味づけし、臨床医を交えたグループで、社会還元へのソリューションとして展開する。

モノのインターネット「Internet Of Things: IOT」は、ネットワークインフラの低価格化、センサの低価格化、さらに環境開発の低価格化から今後も急激に進化するといわれている。

ただ、「データがとれる」だけでは無く、得られるデータは研究仮説に基づき収集されるべきである。また、既存施設が実証実験施設「疑似日常空間計測室」を有するため、「Research & Development: R&D」の速度が非常に速いのが特徴である。

様々なセンサから得られたデータに対して、個人を特定できないデータが個人情報か否かは、議論の分かれるところである。

情報倫理検討グループはビッグデータ化した情報の取り扱いや、指針を検討し管理するグループとして機能する。

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